珈琲色の家-HI邸   施工:大石建設

小郡市に建つ二世帯住宅です。
当初予定していた敷地は日田だったんですが、工事前に急遽変更になりました。
しかし外壁で使う予定にしていた鋼板の色(濃茶)のイメージはは施主と共に
ブレる事はありませんでした^^。


濃茶のイメージは内部の自然素材にも共通です。
床は日田杉の広幅無垢フローリングですです。
この床材になったのは最初の建設予定地が日田であったことと無関係ではありません^^。


ロフトがオープンなのは施主提案です^^。
「垂木出しちゃいましょう」も施主提案です。
垂木の連続が空間をより以上に大きなものに感じさせてくれますね〜。


ロフトには天窓もあってもの凄く居心地が良かったりします^^。


コンクリートっぽいテイストが欲しいというリクエストに対しての木毛セメント板の壁です。
個室とLDKの間仕切りとして防音効果も期待できます。


1階のご両親の空間は打って変わって落ち着いた雰囲気になっています。


将来の車椅子利用を考慮して廊下巾は広く、玄関段差も介助し易い150mmにしています。
玄関から直接の客間入口はベンチを兼用しています。下部には普段履きの靴が入れられます。



アプローチも車椅子階段と呼ばれる150mm段差で巾、奥行きを大きくとっています。
外壁のように見える木貼部分は目隠しです。


外観は珈琲色の鋼板が、白い塗り壁を包むような構成になっています。
手摺など外部の金属は亜鉛メッキの上にリン酸処理を施しています。



2階へ行く階段の手摺もリン酸処理表し^^。
玄関ベンチの下にはスリッパが入るように棚板が設けてあります。


外構は大学の先輩でもあります樹家のカワシマさんデザインで後日施工されました^^。
2階からも見れるようにシンボルツリーは最初からかなりの大型です。


2階のバルコニーにはネットが張ってあって、西日除けにゴーヤが栽培されています^^。
二世帯住宅で階で分けると、どうしても2階から庭までに距離が出来てしまうのでバルコニーは大切ですね。

竣工後10年という事で施主が写真を送ってくれました^^





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