赤い屋根の家−M邸  施工:香椎建設

福岡市内に建つ都市型住宅です。
周辺にはある程度高い建物も立ち並んでいます。街並みの形成も意識して屋根の色を赤にしました。
歩行者からは屋根の端部と庇ぐらいしか見えません。むしろ軒天の赤のほうが効いていると思います。

外壁の仕上げ具合はお施主さんと一緒に、目の前で職人さんに実際にコテ塗りをしてもらって決めました。

和室の掃き出し窓には雨戸の役目をする格子戸がしつらえてあります。

玄関扉は床材と同じくムニンガ(アフリカのカリン)です。


この家は仕掛けが盛り沢山です。
2階の部屋は観覧席になっています。
2本の柱の間の天井の上がっている部分に映写機が取り付けられます。


1.5層吹き抜けのリビングの大壁にスクリーンが下りてきます。
このシアターリビングはご主人のアイデアです^^。


子供部屋は将来2つに分割できるように考えています。
トップライトから入る光はブラインドで調整できます。


主寝室も一部折り上げ天井にしてトップライトを設けています。


外部だけでなく、内部も赤がワンポイントで使われています。
天板の小口にポイントカラーを持って来たのは奥様のアイデアです^^。


この家の更なる大きな特徴は車を2台縦列で収容できるガレージです。
奥の方に見える作業テーブルと壁一面の収納棚・・・男のロマンです^^。
ハードなものは居室との床段差を利用した床下収納スペースに突っ込めます。


脱衣室には大きな窓があって、ガラスの吊戸越に洗面にも自然光が入ります。
でも暗い中に光る照明もいい感じですね^^。


浴室にはイタリア産のモザイクタイルがポイントで使われています。
黒カビとの戦いを考慮して、白タイル部分の目地はダークグレーにしています^^。

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