還る家-IN邸     施工:飯田工務店

福岡出身のご夫婦が、老後は帰福されて暮らすための住宅です。
平屋建てで平面的な規模は大きくありませんが、高さ方向の変化と各空間の繋がり方で狭く感じることはありません。
少しの段差は年老いたときに危険ですが、座れるくらいの段差は車いすがとりついたり、座位から移動するなど逆に便利が良くなります。

まだ外構工事など後から手を入れる部分も多々あるので、写真もゆっくり撮って行こうと思います^^。



掘りごたつ式のダイニングテーブルは天板を外して布団が挟めます。
炬燵にするとき以外は中央の足場台が外せて折り畳めます。



 

玄関の段差は15cmです。石張りはいいですね^^。
客間はダイニングから続いて40cm上がっているので1段ステップをつけています。
ステップの下は開けてあってスリッパが入れられます^^




南側が道路なのでリビングは北向きです。
但し外から見えないように上部から南側の採光もとっています。
天井材は天然木ですがキッチンでガスを使うので不燃化しています。



本物の木材料なので赤身部分は直ぐに変色して馴染みます^^1年検査時でもここまで変化してました。
出来立てが一番恥ずかしいという意味が分かってもらえるかと思います^^





梯子で陸屋根部分の上に出ることも出来ます。
一番天井の高い部分と床下はダクトで繋げて空気を循環させています^^


 
まだ植栽などが入っていないので寂しいですが外観です^^;
車いすでのアプローチは玄関とは別部分で考えています